
2026.01.12 | #ゲーム制作 #こい俺
リリース日も12月12日ということにしているので、この記事を書いたのも1月12日ということにします。各位、よろしくお願いいたします。
さて、早いもので「こい俺」こと「こいつ俺のこと好きなん!?」のリリースから一ヶ月が経ちました。
プレイ・DL、ご感想や評価、ノベコレ上での応援等々、励みになっております。いつもありがとうございます。
男男の同性間感情ものはいくつも制作しましたが、(準)BL、そして恋愛(ラブコメ)と銘打ってのリリースはこれが初でした。
がっつり性愛なシナリオではなく、ブロマンスとの境目をふらふらするド全年齢向け・ド健全な二人ですが、もだもだとドキドキ、そして穏やかでドデカい愛を楽しんでもらえていたら嬉しいです。
もだもだとドキドキの例
穏やかでドデカい愛の例
それでは以下、制作について振り返っていきます。
使用ソフトはティラノビルダー(pro)です。
着手からリリースまでにかかった期間は(前作と並行していた構想期間を除いて)ほぼ一ヶ月、作業順と所要時間はざっくり以下の通り。
初日|ひま仮立ち絵+仮ロゴ
〜4日目|ひま差分+なな仮立ち絵
〜10日目|画面こねこね
〜15日目|ひま立ち絵完成
〜17日目|SNS投稿30種
〜20日目|ゲージ/変数こねこね
21日目|プロローグ+OP
22日目|なな立ち絵完成+ED導入
〜24日目|エゴサ反応30種
25日目|トップメニュー
〜28日目|ED12種
29日目|EDリスト
〜31日目|UI+ブラッシュアップ
最終日|申請準備+告知など用意
初日の様子
いつも通り①キャラクターとタイトルロゴから着手し、②画面のイメージを決め、③使いたい変数やそれによる分岐が実現できることを確認し、④シナリオを執筆→流し込み、⑤ブラッシュアップして完成、という流れ。
20日目頃まで多忙を極めていたので着手時は二ヶ月かけるつもりでしたが、どうしても12月12日にリリースしたくなり、なんとかしました。
特筆すべき点があるとしたら、徒原作品にはいわゆるスチル(一枚絵)がないため、その分の時間がかからないことでしょうか。
また、一部を除いてほぼタイトル先行なので、着手後タイトルに悩む時間は基本的にありません。
毎作恒例初めてのことなんかやる。
6作目の本作はこんな感じでした。
・OP(っぽいもの)をつくる
・ゲーム開始→導入を1分以内に
・ADVパートで画面を変える
・EDを回収しやすくする
せっかくのラブコメということで、まずはOP(っぽいもの)だろ!と思い立ち、ティラノビルダー内でこねこねしたものがこちら。
gifだとカクカクマシマシ
何度かつくり方を聞かれたのですが、お借りした音楽に合わせて画像を表示しているだけです!
一応分解すると、①黒ベタ(暗転)→②タイトルロゴ→③ひまABC→④ななABC→⑤ひま+ぐるぐる(apng)→⑥ひま+黒ベタ→⑦シルエット→⑧メインビジュアル、の(③④差分を含む)12枚の画像を使用し、あとはなんとなく音ハメになるようなウエイトと、画像表示時のクエイクだけで構成しています。
動画を使用した過去作で気になる点があり、できれば避けたいな〜と思った結果がこれです。使いこなせる場合は動画の方がいいと思います。(環境による音ズレを避けられるため)
漢気一本ティラノビルダー製
このOPも含めて、ゲーム開始→導入は1分以内に収められました。その甲斐あってか、テンポの良さをたびたび褒められてハッピーです。
そして、前作玄いので作品全体をややゲームっぽい仕様にしてみた経験から、本作ではノベルパートとADVパートで画面を変えるパターンを試してみました。
テーマカラーを全面に出しました
立ち絵をワイプ風に出す演出も上手くハマり、投稿を読んだり読まなかったりしながら進めていく仕様とも親和性高め&カワイイ感じになり満足です。
最後にEDを回収しやすくする工夫について。
本作は短めのEDが12種あるため、全回収したい方に12周させるのは……ということで、フラグとなるキーワードさえ拾えていればED前のセーブから複数EDの回収が可能になるよう設定しました。
1周で全回収もできます(多分)
一度読んだものをEDリストから読み返せるのは過去作も同様ですが、本作のゲーム性に合わせ、現時点での最大限はやれたと思います。
今回は根本的に新技術を使った部分はありませんでしたが、変数を使った諸々の処理についてチャレンジしたいけど難しそう……という反応を何度か目にしたので、ド参考になる記事を紹介しておきます。
徒原と同じくティラノビルダーを使われている弐藤(ニトー)さんによるnoteです。画面スクショありの親切設計!
最初の一歩にも、つまずいたタイミングでの立ち返りにもおすすめです。
一ヶ月記念を謳っているのに出せるものが特にないので、本作について直接いただいた質問や、通りすがりで見かけた疑問に勝手に答えます。
こい俺に関しては、本編後の二人や前日譚を書きたいので、後日何かしらの媒体(ゲームや小説など)で形にするつもりです。
その他の予定についてですが、ギャル/乙女ゲーには(徒原自身が)世間の供給で概ね満足しているので、いずれまた恋愛要素の強い作品をつくるとしたらBLの可能性が高いです。(プレイヤー視点作品は引き続き乙女/BLの両対応を予定)
ハッピー、日常、凸凹ニコイチ、などのキーワードにピンとくる方は、ぜひ今後とも徒原の動向を追っていただけたらと思います。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。